女性に多い機能性便秘

特に臓器や器官などに異常がないのに正常なペースで排便できない機能性便秘には、3つのタイプがあります。弛緩性便秘は、大腸の筋肉が緩んでしまうことが原因として起こるもので、高齢者や女性、運動不足の方に多いタイプのものです。腹筋が弱いこともひとつの特徴で腸のぜん動運動が正常にできない場合が多いようです。麻痺性便秘は、弛緩性便秘の真逆の症状で、腹筋運動やぜん動運動が激しく起こり過ぎて常に痙攣しているような状態が続くことが原因となるものです。ストレスや自律神経の乱れなどが影響するもので、近年、このタイプの便秘で悩む方が増加しています。

直腸性便秘は、習慣性便秘とも呼ばれるもので、人目を気にしたり、仕事など忙しかったりして、トイレに行くことを我慢してしまうことが原因となるものです。最近では、学校で排便できない子どもも問題となっていますが、直腸まで便が到達していて、便意をもよおしているのに正常に便を排出できないという状態が慢性的に続くようになってしまいます。これらの機能性便秘を解消するためには、食生活の見直しや生活習慣の改善などが求められます。便秘薬は一時的な効果しかないため、日常的に頼ると便秘薬がなくては排便ができない依存症に陥ってしまいます。乳酸菌やオリゴ糖など、体や健康にいい食品を摂取して改善することをおすすめします。